0歳児のママは孤独|赤ちゃんと二人きりの毎日から、少しだけ外へ

公園のテディベアと赤ちゃん
目次

赤ちゃんはかわいいのに気持ちが沈む

赤ちゃんの足

小さくてふわふわの、生まれてきたばかりの赤ちゃん。
今まで感じたことがないくらいかわいくて、愛おしい存在です。

幸せなはずなのに、育児をしながらなぜか気持ちが沈んでしまう…。

妊娠・出産を終えたら、赤ちゃんとの忙しくも幸せな毎日が待っていると思っていたのに、実際は体もガタガタ、メンタルはジェットコースターでした。

幸せを感じた直後に、強い不安や孤独が押し寄せてくる瞬間もありますよね。

産後のママの体と心は、自分で思っている以上にコントロールが難しいもの。

今回の記事では、産後3か月ほど家にこもりきりで気持ちが不安定になっていたわたしが、地域の子育て広場(子育て支援センター)に通い始めてから、少しずつ育児を楽しめるようになった経緯についてお話しします。

よければ、ぜひ最後までのぞいていってくださいね。

0歳児育児は思っていたより孤独だった

赤ちゃんの小物

わたしは友だちと楽しく過ごすのも好きですが、ひとりの時間がないとダメなタイプです。
正直、家に引きこもっていても、自分の好きなことをしていればそれほどストレスを感じません。

だから、赤ちゃんと二人きりで過ごす毎日も、案外平気だと思っていました。
むしろ外部のストレスから切り離されて、穏やかな時間になるのではないかと。

けれど実際は、産後のメンタルは妊娠前の自分とはまるで別物でした。

ちょっとしたことで不安になり、気持ちが沈む。
泣き続ける0歳児と家にこもっていると、本当に孤独で、どんどん追い詰められていったのです。

「どうして泣いてるの?」

「お腹がすいてる?おむつが気持ち悪い?」

「え、違う?もしかしてどこか痛い?病院に連れて行ったほうがいいの?」

寝ているときも、

「顔が埋もれていない?」
「ちゃんと息をしてる?」

と気になってしまい、昼も夜も心が休まる暇がありませんでした。

産後でガタガタの体に、慢性的な睡眠不足。
理由もなく涙が出てくることもあります。

手伝ってくれている家族にイライラして当たってしまい、そんな自分がまた嫌になる…。
毎日、その繰り返しでした。

子育て広場で一気に気持ちが軽く

大人の指をにぎる赤ちゃん

わたしの場合、産後3か月まではベトナムから義母が育児を手伝いに来てくれていました。

行政から案内をもらった子育て広場(子育て支援センター)が気になっていたものの、ちょうど夏の暑い時期。
0歳児の赤ちゃんを外に連れ出すのが心配だったことと、言葉のわからない義母を家に一人残していくことに気が引けて、ずっと家にこもりきりになっていました。

結婚して6年、義母との関係は良好です。
それなのに、育児を一緒にしていると、どうしてもイライラしてしまう。何も悪くない義母に当たってしまうこともありました。

夫は遠方出張で家にいない。
義母と赤ちゃんと3人きりの部屋のなかは、本当に息苦しかったのです。

義母のビザが切れて帰国した産後3か月後。
9月に入り、まだ暑さは残っていたものの、少しだけ外へ出やすい気候になっていました。

わたしは、はじめて子育て広場へ行ったのです。

赤ちゃんを連れて知らない場所へ行くのは、やはり少し勇気がいりました。

けれど、保育士の先生たちも、以前から通っているママたちも温かく迎えてくれて、わたしは久しぶりに家族以外の大人と会話をしました。

そこにいたのは、自分と同じように0歳児育児に奮闘しているママたち。
(3歳頃まで利用できるようですが、わたしの通う子育て広場は0歳児ママが多かったです)

自分が感じていた悩みや孤独感、育児ストレスは、決して自分だけのものではなかったのだと知りました。

そして、頼りになる先生たち。
(場所によってはボランティアさん中心のところもありますが、そちらもとても温かい雰囲気でした)

たくさん話をするうちに、わたしの気持ちは一気に軽くなりました。

それからは週に1回だった子育て広場通いが、週に3回、やがて毎日のようになっていったのです。

仲間ができることで育児は楽しくなる

赤ちゃんのクローゼット

子育て広場(子育て支援センター)に頻繁に来ているのは、わたしだけではありませんでした。

ほとんどのママが、「たまに」ではなく、毎週、あるいはほぼ毎日のように顔を出していたのです。

そうして通ううちに、少しずつみんなと親しくなっていきました。

「同じ年に0歳児を産んだ顔見知りのママ」から、「親子でよく知っている親しみのある存在」に変わっていったのです。

通い始めてしばらくしたころ、数人のママと連絡先を交換しました。
そこからは、子育て広場以外でも会うように。

0歳児の赤ちゃんを連れて行ける場所は、どうしても限られています。

子育て広場へ行ったあと、一緒にベビーカーを押してお散歩する。
それが、いつものコースでした。

ベーカリーでパンを買って公園で食べたり、ベビールームの充実したショッピングモールを見つけて遊びに行ったり。

育児のことで夫と喧嘩した日に愚痴を聞いてもらったこともあるし、0歳児育児がつらいと涙するママを慰めたこともあります。

病気やケガで困ったときには、お互いに助け合うこともありました。
(産後のママは本当に弱っていて、誰かしらいつも体調を崩している気がします…)

たった数か月前に出会っただけなのに、同じ0歳児育児をしているというだけで、とても身近な存在になっていました。

そして、わたしの育児の孤独感は、いつの間にかなくなっていました。

かわいくてたまらない自分の赤ちゃん。

それなのに、赤ちゃんと二人きりでいるだけで、追い詰められてしまうこともある。

でも、少し悩みを共有したり、一緒に笑い飛ばしたりできる仲間がいるだけで、0歳児育児は一気に楽しくなるのです。

今日も少し外へ、赤ちゃんと一緒に気分転換

赤ちゃんの足を包み込む母親の手

育児に追い詰められたママやパパの悲しい事件を耳にするたびに、涙が出るほど胸が痛みます。

もちろん、絶対にそんなことはしたくない。
それでも、「どうしてそんなことを」と簡単には言えないほど、追い詰められてしまう気持ちがわかるのです。

「もし子育て広場で出会えていたら」
「一緒に公園へ行ったり、お散歩したりできていたら」

ちがう未来もあったのではないかと、考えずにはいられません。

育児に、きっと「これが正解」とはっきり言えるものはないのでしょう。

けれど、わたしは0歳児育児で大切なのは、「人と比べないこと」と「一人にならないこと」だと思っています。

追い詰められてしまうのは、ママだけではありません。

わたしが通っている子育て広場(子育て支援センター)には、パパと赤ちゃんだけで来ている家庭もたくさんいます。

「今日はママを少し休ませたくて来ました」と話しているパパもいて、育児の大変さは、決してママだけのものではないのだと感じます。

そうは言っても、0歳児を一人で見るのは、パパだって不安ですよね。

けれど子育て広場なら、保育士さんやボランティアさんが一緒に見守ってくれる。
困ったときに相談できる大人がいるだけで、安心感はずいぶん違うものです。

産後の体で、赤ちゃんを連れて外へ出るのは本当に大変です。

それでも、少しだけ外へ出る。
誰かと少し話をする。

それだけで、その日の気持ちがほんの少し明るくなることがあります。

ママでも。
パパでも。

もし今、0歳児育児の孤独に苦しんでいる人がいたら。

今日も少しだけ、赤ちゃんと一緒に外へ出てみませんか。

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