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今日は、服の話を少しだけ

今回は、『わたしの服はどこからきてどこへいくの? 服と人のサステナブルな関係を考える』という本を読みました。
華やかなファッションの裏にある労働問題や環境汚染が指摘されはじめたのは、もはや最近のことではありません。
ただ、なんとなく知っているつもりのまま深く考えずにいたり、あるいは「そんな話は聞きたくない」と耳をふさいでしまったりしている人も少なくないのではないでしょうか。
ファッションは本来楽しむためのもの。服が好きな人ほど、暗い面は見たくないと感じるかもしれません。
また、もしかしたらサステナブルなファッションに挑戦したいと思っても「好みのものがない」「金額が高い」などネガティブな気分になってしまっている人も。
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』は、そんなかわいい服が大好きなおしゃれ女子にこそおすすめです。
サステナブルファッションを学ぶことは、服の選択肢を制限されることではなく、服を選ぶことがもっと楽しくなるきっかけになるのだと教えてくれます。
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』はどんな本?

この本は、ファッション産業を持続可能なものにするための活動を行っている一般社団法人unistepsの設立者の一人である鎌田安里紗さんと理事のマルティメンド有加さんの共同著書です。
鎌田さんは昔ティーン向けファッション誌『Ranzuki』の読者モデルや109のカリスマ店員として活躍されていたので、わたしと同じ世代でギャルファッションが好きだった方は、懐かしく感じるかもしれません。
もう少し後に鎌田さんを知った方の場合は、慶応大学在学中からフェアトレードやエシカルファッション(当時はサステナブルファッションではなくそう呼ばれていましたね)について発信されている研究者や社会活動家としてのイメージのほうがすでに強いでしょうか。
『わたしの服はどこからきてどこへ行くの?』は、サステナブルファッションの基礎についてわかりやすく説明してくれる本です。
難しい本でもお堅い本でもなく、各章ごとにunistepsメンバーの対談コラムもついていて、納得したり共感したりしながら、エッセイのようにすらすら読める一冊になっています。
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』のおすすめポイント

恋愛を頑張りたいとき。
仕事で気合いをいれたいとき。
自分に自信を持ちたいとき。
わたしたちは、いつも服に力をもらっています。
できれば暗い部分は見たくないと思いながらも、本当は気持ちよく楽しみたいですよね。
そんなおしゃれが好きな方にぜひ読んでもらいたいこちらの本のおすすめポイントをまとめました。
サステナブルファッションの概要がわかる
サステナブルファッションという言葉をなんとなく聞いたことがあっても、詳しいところがわからないという方が実は多いのではないでしょうか。
どこかでモヤモヤしているのは、サステナブルファッションの言葉自体の意味をつかめていないからかもしれません。




わからないから、何がいやかわからないけど何かいやだ…そんな気持ちでサステナブルファッションから遠ざかっていることも考えられます。
この本では、サステナブルファッションの概要をわかりやすくまとめられていて、きっと「そうだったの?」という発見があるに違いありません。
おしゃれを楽しみたい気持ちを否定されない
サステナブルというと、意識の高い人たちから「ファストファッションは悪!」「何も知らないで服を着ているなんて…」と責められるイメージがどこかにありませんか。
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』ではそんなことはありません。
なんといってもこの本を書いているのは、ファッションが大好きなお二人なのです。コラムの対談に参加いているメンバーにしても同じです。
あなたのおしゃれを楽しみたい気持ちを否定されて、いやな気持ちになることはありません。
むしろおしゃれが好きな女性の気持ちを代弁してくれていて、共感できる部分が多いはずです。
服との付き合い方のヒントをくれる
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』は、「サステナブルファッションとはこう」「服はこうやって選ぶべき」と正論を押し付けてくる本ではありません。
本文の中でも述べられているように、「正論だけではなく、ああでもないこうでもないと考える場が大切」というのがunistepsの考え方。
大好きな服の選び方や着方について指図されれば、落ち込んだ気分になりますよね。
本来サステナブルのために正しいとされる考え方を踏まえたうえで、現実的にどうやってファッションを楽しむのかたくさんのヒントをくれます。
この本を読みおわったときには、あなたはもっと服が愛おしくなり、服との付き合いにワクワクし、さらに洗練されたおしゃれを楽しめるようになるでしょう。
『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』感想


『わたしの服はどこからきてどこへいくの?』を読んで、わたしはこれからの服の選び方や付き合い方がとても楽しみになりました。
何より「サステナブルブランドのお洋服は金額が高いから、わたしには難しい…」と考えていたところから、「これならわたしもサステナブルファッションを楽しめそう」という思いに変わったのが、いちばん大きな収穫でした。
この本からもらったヒントを参考に、これからもっと心地よく大好きなファッションを楽しんでいけそうです。
サステナブルファッションは「我慢する」のではなく、「もっと素敵になれる」ものだと教えてくれる一冊。
ぜひ一度手にとって、ファッション好き同士でおしゃべりをするような楽しい世界を体験してみてください。

