仕事を辞めたい…|疲れたときの判断基準と年代別の対処法について

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仕事を辞めたい…もう疲れた…

仕事辞めたい…。もう頑張れないと思う瞬間だってありますよね。

一時的な感情で終わることもありますが、ずっと辞めたい気持ちが続くケースも。

自分の心が出すSOSを無視し続けると、心や体を壊してしまうおそれもあります。

私もつらい仕事で無理をして体調を崩した経験があります。リカバーするのには時間もお金もかかりました。

仕事を辞めたいと思ったときには、自分の本当の気持ちに耳を傾けてあげることが大切です。

今回の記事では、仕事を辞めたい理由について解説します。やめるべきかの判断基準や年代別に気を付けたいことについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

仕事を辞めたい理由

仕事を辞めたいのにも、さまざまな理由があると思います。

「自分だけ甘えているのかも…」と思っても、そんなことはありません。

仕事を辞めたい理由は、多くの人に共通して見られるものが多くあります。

まずは、仕事を辞めたい理由として代表的なものを一緒に見ていきましょう。

仕事の内容が合わない

仕事を辞めたいと感じているのは、今やっている仕事の内容があなたに合っていないからかもしれません。

苦手な作業をしていれば、ストレスが溜まるのは自然なことです。

そんなに苦手な訳ではないのですが…。

接客業が得意だと思っていたけれど本当はものすごく気を遣っているために精神をすり減らしているかもしれません。

資料作りの出来を褒められるけれど人の何倍も働いて無理をしていたりというケースも考えられます。

あきらかに自分で苦手だと思っている作業については認識がしやすいものですが、実際に評価されている内容の場合、自分が無理していることに気づきにくくなります

社風が合わない

仕事の内容に問題がなくても、社風が合わないことも仕事を辞めたいと感じる理由になり得ます。

おっとりとした性格の人が、体育会系の雰囲気の職場に所属すればつらさを感じるでしょう。

自由な雰囲気を好む人が、価値観の古いルールに縛られた会社にいるのもストレスが溜まると考えられます。

私は朝みんなでラジオ体操したり、就業時間前から毎日朝礼をしたりする会社が苦手でした…。

きっとみんなで朝から体操したり朝礼をこまめに行ったりしる団結力のある職場が居心地良いと感じる人もいるでしょう。

「会社が悪い」「あなたが悪い」ということではなく、シンプルにマッチングが合っていないケースは少なくありません。

人間関係がつらい

仕事を辞めたい理由として、1番多いのは実は仕事内容や社風以上に人間関係であることが多いものです。

私はどんな仕事をするかより、誰と仕事をするかのほうが大切です。

直属の上司との仕事のやり方が合わなかったり嫌われていたりする場合には、かなり仕事がしづらいはずです。

いつも愚痴や噂話をしている同僚との関係に、本当は興味がないのに合わせて神経をすり減らしていることもあるでしょう。

仕事が大変でも一緒に働いている人たちの雰囲気がよければ、支え合って頑張れます。

職場に自分の味方がいないのは、とてもつらい状況です。

お給料や手当が安い

いくら仕事内容が自分に合っていても、お給料が安く待遇が悪い職場では「やってられない」と辞めたくなります。

多くの人が生活するために仕事をしています。自分の私生活を満たせない金額のお給料では、やりがいだけで仕事を続けるのは困難です。

頑張りに見合っていないお給料や手当だと、給料明細を見るたびにむなしい気持ちになりますよね。

納得のいく報酬をもらってさえいれば、頑張れることもあります。働く上で、やはりお金は重要なポイントです。

労働時間が長すぎる

労働時間が長すぎる職場だと、継続して働ける人は少ないでしょう。

どんな職場にも繁忙期はあります。一時的に残業が続くような状況なら、受け入れられるかもしれません。

しかし、永遠にとんでもない時間外労働が続く状態であれば、先に希望が見えませんよね。

プライベートも圧迫されてしまい、何のために働いているのかわからなくなります

 

責任が重すぎる

自分で抱えきれるキャパシティー以上の責任を背負い込んでいると、大きなプレッシャーやストレスになります。

評価を受けて責任ある仕事を任せてもらえるのはうれしいことですが、実際の能力とかけ離れすぎているとかえってつらい状況になるケースも。

あるいは、それほど認められた役職や待遇を受けていないのに責任だけ重いという状況も珍しくありません

責任ばかりが重ければ、仕事を辞めたい気持ちになりますよね。

評価してもらえない

評価してもらえない状況で、仕事を続けるモチベーションを保つのはとても難しいものです。

合っていない仕事をしているために成果に結びつかないのかもしれないし、上司との関係が良くなくて正当に評価してもらえないことも考えられます。

どちらにしても、1つの職場で評価を得られないから仕事ができない人というわけではありません

けれど、ずっと評価されない環境に身を置いていると、自己肯定感が下がってしまいます。

疲れている

心や体が疲れているとき、仕事を辞めたいと感じます。

一時的なものかもしれないし、限界を迎えた心や体からのSOS信号の可能性もあります。

疲れているときには冷静な判断もできません。できるだけ早く休息をとることが必要です。

仕事を辞めるべきか判断する方法

仕事を辞めるかどうかの判断は、とても大切なものです。

恥ずかしながら、私自身勢いで辞めて後悔した経験があります。周りの先輩や友だちが後悔する姿もたくさん見てきました。

逆に「辞めてよかった」と心から思う退職の経験もあります。

仕事を辞めること自体がかならずしもネガティブなことなわけではありません。

ただ、1度自分から仕事を辞めれば、多くの場合元のポジションに戻ることは困難です。後悔はしないようにしたいですよね。

ここからは、辞めるべきかどうかを冷静に判断するポイントについてお伝えします。ぜひ悩んでいるときの参考にしてください。

労働環境に問題があるかどうか

仕事を辞めたいと思ったときに、あきらかに会社の労働環境に問題がある場合、やめるべきと判断する理由になります。

改革を起こして変えていけるのならいいですが、多くの場合1人で会社の中を変えるのは難しいでしょう。

自分が転職するほうが早道である場合もあります。

ただ「うちの会社の労働環境はよくない」と思ったときには、他のところの様子も見てみるようにしてください。

たとえば「お給料が低い」と思っていても、いざ転職活動をしてみると実は好条件の待遇だったことに気づくケースもあります。

一つの会社だけ見ていると見えないこともあります。まずはいろいろな企業の求人を見てみたり、相談しやすい先輩や友だちの話を聞いてみるのがおすすめです。

状況が改善する見込みがあるかどうか

今つらいと思っている状況は、今後変わる見込みがあるでしょうか?

たとえば、今の上司と合わなくて仕事を辞めたいと思っている場合、人事異動のある会社であれば上司とは離れられる可能性があります。

理不尽な態度をとられているのであれば、もっと上の立場の人にかけあってみてから退職するかどうか決めても遅くはありません。

今はお給料が少なくても、年齢や成果によって上がっていく見込みがあるのであれば、新しい職場で1から始めるより早道となる場合もあります。

今のつらい状況が今後もずっと続く可能性しかないのであれば、辞めるべき理由となるでしょう。

今の仕事を続けた先にキャリアプランが見えるかどうか

今仕事がつらくて辞めたいと思っていても、今の仕事があなたの理想とするキャリアに繋がるケースもあると思います。

もしも将来のキャリアプランのための途中にいるのであれば、一時の感情で辞めてしまうと後悔する可能性があります。

人生を長いスパンで考えることも大切です。

このまま仕事を続けるのと、辞めて新しい環境に移動するのと、どちらがあなたの望む未来に続くのかを冷静に考えてみてください。

年代別|仕事を辞めるときに知っておきたいこと

仕事を辞めることの意味は、立場や年代によって大きく変わってくると思います。

最後にそれぞれの年代別に仕事を辞めるときに知っておきたいポイントをご紹介します。

新卒

新卒で入った仕事をすぐに辞めたいと思うこともあるでしょう。実際に数ヶ月で辞めてしまう人も少なくありません。

新卒の場合は、まだ1つしか職場を知らないことが辞めるかどうかの判断を難しくします。今の会社がいい会社かどうか、比べる基準がありませんよね。

違う会社で働いている先輩や友だちの話もじっくりと聞くのがおすすめです。

また、転職活動のときに「すぐに辞める人」と判断されてしまうおそれがあります。

たまたまその会社だけが合わなかった場合も、他のところで長く仕事を続けた経験がないので証明が難しいのです。

また、次の就職は中途採用になるので、今よりも待遇が悪くなる可能性も高いです。

ただ、現在新卒3年以内で辞める人も多く、新卒の会社を辞めたことがそれほど不利になるとは考えにくいです。

年齢も若く、自分のビジョンを持って転職活動をすれば問題ないでしょう。

自分の長所や続ける意思をしっかりアピールして伝えられるようにしておくことが大切です。

20代半ば~後半

新卒の会社である程度経験を積んでいて、まだ年齢も若い20代は転職に有利な年齢です。

20代までは、これからの育成を見越して「未経験でもOK」というところもたくさんあります

ただ、特に後半に近づいてくると、独身の女性の場合は面接で結婚の意思を聞かれることが多くなります。

既婚女性の場合は、すぐに妊娠・出産することを心配される場合も。

そしてすでにお子さんがいる女性の場合、小さい子どもがいることで休むことを懸念されて不利になることも珍しくありません。

企業側はあまりはっきりとは聞きづらいところであるために、逆に憶測で判断されてしまう場合もあります。

結婚や出産を考えている女性の場合は、その後も働きやすい職場かどうかを調べておくほうがスムーズでしょう。

面接のときに「長く続ける意思」を企業側にしっかり伝えられるようにしておきたいです。

30代

30代で仕事を辞めたいと思う人も少なくありません。

一昔前までは30代での転職は不利というようなイメージがありましたが、現在ではそんなことはないと言われています。

ただ「育成のために20代まで」と年齢制限をしているところもあり、未経験の職に就くチャンスは20代に比べると少し狭まります。

そして現在ある程度のポジションについていた場合でも、未経験の仕事に転職する場合は平社員となる可能性が高いです。

また、30代後半になると管理職ができる人材を求めるところが増えるために、前職での経験や成果が必要になる求人が増えるでしょう。

20代後半の女性と同じように、結婚や出産、子育てについて聞かれる場合も出てきます。

40代

40代を積極的に採用しているところもたくさんあります。

ただ、多くの場合即戦力となる人材が求められるため、未経験の職種への転職は少しハードルが高いものとなります。

40代で仕事を辞めたいと思う人の中には、体力的に仕事を続けるのが難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。

負担の少ない職場に転職できれば、今より余裕ができますよね。

しかし、その場合はお給料が下がる可能性も考慮に入れておきたいです。

40代になると、今の会社では不自由ないお給料をもらっている人も多いかと思います。

自分の生活に必要なお金と、今ある貯金や転職後の待遇をすり合わせて考えることが大切です。

疲れたときには休息をとって後悔しない選択を

仕事を辞めたいと思うのには、一時的な感情である場合もあれば、あなたが限界を迎えている場合もあります。

疲れたと感じているのであれば、休息が必要なサインです。

仕事を続けるか辞めるかは、あなたにとって大切なことですよね。後悔しないように、頭と心を落ち着けてから判断する必要があります。

そして仕事は幸せに生活するための手段です。無理をして、あなたの体や心が壊れては本末転倒。

あなたが幸せに生活できる未来をイメージできるほうを選びましょう。

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