結婚と恋愛は別で考える必要がある？
「結婚と恋愛は違う」「結婚は現実を見て考えないと後悔する」
結婚に関していろいろな言葉を聞くと、不安になってしまう…。
確かに結婚は現実であって、結婚後の生活を生きていかなければならないのはあなた自身。
勢いで結婚した人の中には、後悔するケースだって存在するでしょう。
それでも、本来結婚は恋愛の延長線上にあっていいはずのもの。
条件ばかりを気にしていると本来の自分の気持ちを見失ってしまうかもしれません。
彼氏のお給料が低いから心配…。恋人と考え方が違うから不安…。
それはあなたの本心でしょうか。それとも周囲の考えがあなたに伝染してしまってはいませんか。
結婚と恋愛を別で考えるほうが安心できる人はそれでいいし、そのように考えられるのもその人の賢さです。
けれど、そうでなくて好きな人と一緒にいたいのであれば、自分の気持ちを優先したっていいと思うのです。
条件にとらわれて苦しくなるのなら意味がない
私は、「条件より愛」と考える側の人間です。
世間一般的に見て条件がいいと考える人でも、自分が惹かれる相手でなければ、一緒に過ごすのは苦痛です。
どんなに条件がよくても、私が幸せでなければ意味がありません。
私の夫はベトナム人で、結婚する前は日本人よりベトナム人のお給料は低く、日本水準で考えるとかなりの低所得でした。
さらに当時のベトナムは「暮らしやすい」とは言いにくい環境で、周囲の大人からはかなり反対されました。
それでも私は、彼とならずっと一緒に過ごすイメージが持てたのです。どんなことがあっても私を守ってくれるだろうと思いました。
今はベトナム人のお給料も上がって夫の収入も安定しました。私が働かなくてもそれなりに豊かに生活できます。
ベトナムの環境も変わって、日本ほど便利ではありませんが暮らしやすくなりました。
やさしくて頼りになる夫を見ると、幸せな気持ちになります。
貧乏な時代もありましたが、そのときも幸せでした。結婚生活に後悔したことはありません。
もしもあのとき、周囲の反対に流されて結婚を辞めていたら…周りに羨ましがられるような条件を意識して結婚を決めていたら…今きっと後悔していると思います。
好きな人を選ぶのはわかりやすく幸せを掴む方法
もし私と同じように周囲から反対されたり、条件が悪いのかもと悩んでいる人がいるのであれば、状況はずっと同じではないと伝えたいです。
条件で選んだとしても、結婚当初の条件がずっと続くとはかぎりません。状況は変わる可能性があります。
けれど大好きな人と過ごす生活は、どんなときでも幸せだと思うのです。
今、お相手と過ごしていて幸せですか？もしも幸せだと胸を張っていえるのであれば、結婚したからといって突然不幸せになることはないのではないでしょうか。
結婚に関する価値観は人それぞれ。恋愛と結婚は別だという考えも間違いではないと思います。
けれど、好きな人とともに人生を歩んでいきたいという思いが強いのであれば、条件よりも自分の気持ちを優先する方法だって間違いではないはずです。
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