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うれしい出来事なはずなのにつわりがつらい…
妊娠が発覚して喜びを噛み締めるのもつかの間…すぐにつわりがやってきて、長くて苦しい時間に涙する妊婦さんは少なくありませんよね。

毎日つらくてつらくてたまらなくて、何もできない自分や赤ちゃんのために栄養バランスのとれた食事がとれない自分を責めては不安になっていました。
苦しかったときに助けられていたのは、同じようにつわりに苦しんだ先輩ママ達の発信です。自分と似た症状の方を見ながら、自分を励ましていました。
もしも私の記録も、つわりで苦しんでいる方の励ましとなればとてもうれしいです。そして、自分のつらかった記憶を忘れないためにも、記録に残したいと思います。
私が妊娠初期に買って助けられたものについてもご紹介しますので、参考になればうれしいです。
つわり中に長い文章を読むのもつらいですよね。目次から気になる部分だけチェックしていただければと思います。
つらいつわりは一体いつまで続くの?
つわり中がはつらくてたまらず「つわり いつまで」と何度も何度も検索しました。
メディアによりますが、だいたい「8から10週でピークを迎え、11週以降落ち着いてきて、安定期を迎えることには終わる人が多い」と書かれているのではないでしょうか。
けれど、つわりは本当に個人差があるようで、私は11週すぎても安定期に入ってもつわりが落ち着く様子はなく吐き続けていました。
産院の助産師さんは「ネットに16週で終わると書いてあるからね、終わらなくて焦る妊婦さんが多いけど、実際には20週くらいまで続く人も結構いるのよ」と言っていました。
私の場合は、19週くらいに「少し楽になったかな?」と感じるようになり、22週後半の現在、やっと「まだ少し気持ち悪いし、時間帯によって波があるけれど、ほとんど終わったかな…?」と思えるようになりました。
今妊娠初期でつわりに苦しんでいる方は、そんな話聞きたくないですよね。私も10週まで…12週まで…安定期まで…といろんな方の発信を見ては早く終わりたいと耐えていました。
最初からこんなに長く続くと知っていれば、耐えられなかったかもしれません。けれど、安定期に入ってもつわりが終わらずに苦しいときには、自分と同じように長くつわりが続いている方の発信が心の支えになりました。
つわりは本当に人それぞれなので、私の経験は参考にならないかもしれません。それでも、もし私と似た症状で苦しんでいる人に届いて乗り切る支えの一つになればうれしいです。
妊娠初期の週ごとの記録
1週間ごと、1日ごとにつわりの症状が変わる妊娠初期。ここからは、5週から15週までの私の記録を残します。
妊娠5週
5週4日目に妊娠検査薬で養成が出ました。このとき、私はベトナムの義実家に帰省している最中でした。
2024年9月に夫の転勤でベトナムハノイから大阪に引っ越してきて、このときが翌月の10月。
生理が10日ほど遅れていて、お腹には少しちくちくとした痛みがあり「もしかしたら…」とも思っていました。
それでもベトナムに残してくるしかなく義実家で預かってもらっている愛犬と愛猫のことが心配で気づかないふりをして会いに帰りました。
義母が「きちんと検査しなさい」と妊娠検査薬を買ってきてくれて、試してみたら陽性に。
ベトナム滞在最終日の5週6日目の夕方ごろから体がきつくなり、深夜便の飛行機の中でつわりが始まりました。気持ち悪くてたまらず、やっとの思いで日本に戻ってきました。
妊娠6週
とにかく1日中気持ちが悪かったです。ただ、このときはまだ食べづわりであまり吐いてはいませんでした。
お米や麺類は全然食べられなくなり、ひたすらパンを食べていました。食べたくないのに食べないと気持ち悪くて、泣きながら口に入れていたのを覚えています。
グミやクラッカーを口に入れながら、何とか仕事もいつも通りの量を頑張っていました。
つらいと思っていたけれど、後から考えるとこの頃のつわりはまだまだ序の口です。
妊娠7週~8週
7週0日目に産院へ行きました。つわりはつらかったものの、赤ちゃんの心拍が確認できて安心しました。
ただ、ここからつわりもひどくなって、お腹がすいたら気持ち悪いのも続きつつ、1日に何度も嘔吐するようになります。
「何か口に入れないと」「何なら食べられるか」と思いながらも、食べられるものが思い浮かばず、いろいろな食べ物を想像するのも気持ち悪くてつらかったです。
よく妊娠したらマックのポテトやポテトチップスが食べたくなると言いますが、私の場合は味の濃いものや脂っこいものはまったく受け付けませんでした。
なんとか食べられたのが、りんごとカロリーメイトのチョコレート味。お水は飲めずにりんごジュースとポカリを交互に飲んでいました。
妊娠9週目
9週0日目に2回目の産院へ。赤ちゃんが無事に成長していることがわかり、安心しました。
そこまで自分がひどい状況だとは思っていなかったのですが、病院で点滴を打ってもらうことになりました。ただ、点滴中は気持ち悪い中寝返りも打てずにとてもつらかったです。
正直なところ、点滴をしてもらってよくなったとも感じられませんでした。
次から妊婦健診に入るから、区役所で母子手帳をもらってくるように言われました。
正直、つわりで区役所に行くのもつわかったです。区役所に行くと、窓口でいろいろな制度の説明を受けて、保健師さんが面談をしてくれました。
心配ごとを聞かれて、「まともな食事ができず、ポカリばかり飲んでいます。赤ちゃんが心配です」と言うと「つわりの間はそれで大丈夫です。赤ちゃんはお母さんから栄養をもらっていますから、心配しなくていいですよ」と励ましてくれました。
そして、つわりについては「12週頃から落ち着いてこられる方が多いです。あと1か月の我慢です」と言ってもらいました。
そのときは1か月でも長いと思っていたのですが、ひたすら「12週まで」と思っていました。
妊娠10週
つわりがかわりひどくなってきて、1日に何度も吐く日が続きました。
それでも「今がピーク」「もうすぐよくなる」という気持ちで頑張ってきました。
妊娠11週
11週0日目が初めての妊婦健診でした。赤ちゃんが元気だったのがうれしくて、一瞬つらいのを忘れました。
助産師さんとも面談をして「つわりは14週頃には落ち着いてくる人が多いので、もう少しだよ」と言ってもらいました。
区役所の保健師さんには12週と聞いていたので「延びたな」と思いましたが、それでもゴールが近いことに励まされました。
その日はテンションが上がっていたのか、少し体調がいいような気がしていました。
けれど、次の日からぶりかえしがきて、前よりもっとひどい状況に。もともとつわりが始まってから、キッチンや冷蔵庫、洗剤の匂いなどが全然ダメになっていましたが、この頃から隣に寝ている夫の匂いまで無理になってしまいました。
夜寝室を出て、でも他の部屋の匂いもきつくて、窓を開けても近所の生活臭がつらくて、泣きながらみかんの皮を鼻に押し当てて一晩過ごした日もありました。
妊娠12週~13週
12週から13週は、とにかく気持ち悪くて吐き続ける毎日でした。落ち着くと思っていたはずの12週からが、私のつわりのピークだったように思います。
喉から胸にかけても常に何かひっかかっているような違和感があり、それが余計に食べ物を食べづらく、水を飲みにくくしました。
吐くものがないのに吐き続け、本当に私は大丈夫なのだろうかと不安になり精神的にも追い詰められました。
妊娠14週~15週
これまで吐きづわりだったのが、14週から食べづわりっぽくなりました。
食欲もないし食べ物を見れば気持ち悪いし、食べたくないのに食べないといけないという状況で。このとき私が食べられるのが梅のおにぎりとりんご。
夫に小さいおにぎりをたくさん作ってもらって、泣きながら口に入れる日々でした。
夜も胃が空っぽになると気持ち悪くて起きてしまうので、夜中の1時や2時に起きて梅のおにぎりを食べていました。
ただ、食べた後も気持ち悪いので眠れず、ずっと眠れないし気持ち悪いしのつらい日々が続きます。
吐く回数は減りましたが、それでも1日に数回吐くことがあり、安定期に入ろうとしているのに落ち着かないつわりに精神的にも限界がきていました。
妊娠初期に役に立った購入品
妊娠が発覚した5週から15週の間は、とにかくつわりのつらさを何とかしたくて、そして赤ちゃんのことも心配で、いろいろと買い物をしました。
買い物に行けるような状態ではなかったので、いつもネットでポチっていました。それでもこの頃は、ネットで必要なものを探す作業ですらつらくて大変でした。
ベルタ葉酸サプリ
1番最初に購入したのは、葉酸サプリ。妊娠6週ごろ、バランスよく食事をとれないことに危機感を抱いて注文しました。
いくつか調べて、私はBELTAさんの葉酸サプリを定期便で頼むことにしました。私がYouTubeで見る好きなインフルエンサーさん達が、こちらを飲んでいたのも決め手になりました。
結果として、妊娠初期には私はサプリメントですら、まともに飲めませんでした。指定の1日4粒飲めていた日はほぼなかったと思います。
それでも、飲めそうなときに1粒飲むだけで少し安心できました。また、BELTAの薬剤師さんにLINEでいろいろ質問することができ、それがとても助かりました。
「産院の先生に質問するべき」というのはすごくわかるのですが、健診は毎日あるわけではないし、いつもいつも「これは飲んで大丈夫か」「食べて問題ないか」と電話をかけるわけにはいきません…。
気軽にLINEで質問できる環境が、とても心強かったです。
デカフの生茶
つわり中、水や麦茶も飲みづらく「緑茶が飲みたい…」と思って、他の妊婦さんがどうしているのか検索して調べているときに見つけました。
とにかくこれしか飲めなくて、氷を入れてキンキンに冷やしたものをひたすら飲んでいました。
私は妊娠初期が冬だったので、本来なら温かい飲み物を飲んだほうがいいのだろうとわかっていたのですが、氷で冷やしたものしか飲めませんでした。
チョコラBBローヤル2
つわり中は、たくさんつわり対策を調べました。でも、ツボを押しても何も効果は感じられず、バナナやショウガも食べられませんでした。何をやっても効果を感じない…。
唯一効果を感じたのがチョコラBBローヤル2でした。
14週頃落ち着く様子のないつわりに泣きながら調べて他の妊婦さんのブログやYouTubeで見つけたのが、チョコラBBローヤル2。
ただ飲んでいいものかどうか怖かったので、産院の先生にもベルタの薬剤師さんにも相談しました。どちらからも「問題ない」と回答をもらったので、14~16週くらいまでは、毎日のように1本飲んでいました。
U字型抱き枕
つわり中、本当に助けられたのが抱き枕です。お腹が大きくなってくる中後期以降や授乳まで使うことを考えるとU字型がおすすめというのを見て、購入しました。
つわりの間は抱き枕として使うというよりも、枕の形を変えて自分が楽でいられる姿勢になるように使っていました。
Mama&Kids モイストオリゴミルク
私はどちらかというと普段肌が丈夫なほうなのですが(妊娠前は肌断食としてスキンケアはしていませんでした)、つわりが始まってから肌がかなり荒れました。
乾燥して、右の頬と顎のところにニキビができ、唇もカサカサに。
それでもお風呂もまともに入れていないのに、正直スキンケアにまで気を配っている余裕はありません。
そこでMama&Kidsのモイストオリゴミルクを購入。
無香料でつわり中も使いやすく、寝る前にとにかくこれだけワンプッシュして肌に伸ばしていました。そしたら肌荒れが落ち着きました。
つわりが苦しいときは「肌なんて…」と思いますが、やはり肌が乾燥したりできものができていたりするのは気になって、余計に気落ちが沈みます。
本当は化粧水とライン使いしてしっかり保湿するのが望ましいのでしょうが、余裕がなかった私にとってはこれ1本で肌が落ち着いて助かりました。
mamacharm デリケートゾーン用ソープ
妊娠してから、おりものが増えました。つわりでシャワーを浴びるのもつらくて、普段は濡れタオルで体をふいて、3~4日に1日くらいのペースでお風呂に入っていました。
少しでもすっきりしたいと思い、デリケートゾーン用ソープを購入。
プッシュすれば泡ででてくるので、お風呂に長く時間をかけたくないときも楽ちんでした。
ただ、無香料ではなくほんのりと香りがあります。私は大丈夫な香りでしたが、つわりでどんな匂いもつらいという場合には無香料のものを選んだほうが無難かもしれません。
マタニティショーツ
まだまだそんなにお腹が大きい訳ではなかったのですが、締め付けがあると不安だし、つわり中は自分もつらいしで、はやめにマタニティショーツを購入しました。
いろいろタイプがありましたが、私は妊娠初期が冬だったので、お腹を冷やさないようにすっぽり包み込むタイプにしました。
ブラジャーは、もともとワイヤー入りが苦手でワイヤレスのフリーサイズのものを使っていたので、特に買い替えはしませんでした。
マタニティ期間から授乳時期まで使えるワイヤレスブラもたくさんあったので、はやめに買い替えてしまうのも、ありだと思います。
何よりつわり中は自分が少しでも楽に過ごせるようにするのが大切です。
マタニティパジャマ
ショーツと同じ理由で、マタニティパジャマもはやめに購入しました。口コミのよかったベルメゾンのものを試しに1枚購入し、よかったのでさらにもう1枚追加で買いました。
マタニティ期間だけ着るのはもったいないと思い、産後の授乳期まで使える前開きのものに。
こちらのパジャマは締め付けがなく、下のボタンをとめればロンパースになるので寝ているときにスカートがずりあがってくることもなく、本当に快適です。
妊娠、授乳期間が終わってからも、また購入しなおしてでも使いたいなぁと思っています。
マタニティ用レギンス
妊娠初期は、お腹がそんなに出ている訳ではないので、急いでマタニティウェアを買う必要はないかと思います。
ただ、私はお腹を締め付けるのが心配だったので…。体を冷やさないようにとマタニティ用のレギンスを購入しました。
ブラックとグレーを買って、毎日履いていました。最初のほうの健診はワンピースで行っていたのですが、腹部エコーになってからは健診のときもレギンスにスウェットやセーターを合わせて行くのが便利でした。
つわり中は他のことは心配せずにただただ1日を乗り切ればいい
つわりは本当につらいですよね。陣痛の痛みや子育ての大変さは妊娠前からよく聞かされていたのに、つわりについてはそれほど印象がなかったように思います。
個人差があるためでしょうか。つわりがない人や軽い人もいるので、同じ女性でもつらさを分かってもらえないこともありますよね。
つわり中は、とにかく動けないし、したいことやするべきことができなくて焦る気持ちも大きくなります。
「きちんと食べられなくて大丈夫かな」と不安にもなるかと思います。
でも、ただただ乗り切れば大丈夫。つわりに耐えるだけで大変です。他のことは心配せずに周りの人に甘えてほしいと思います。
私はつわりが安定期に入っても終わらず随分長く続いています(妊娠中期の記録も残したいと思っています)。
ピーク時や周りの妊婦さんがつわりを終えても自分だけ楽にならないとき、本当につらかった…あの苦しみに今耐えている人に、私はさらに「頑張って」なんて言えません…。
どうか、今日を乗り切ることだけを考えて、できるだけ心穏やかに過ごせますように。
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