おすすめ本『SNS時代の幸福論』自分で自分の人生を作る大切さ

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『SNS時代の幸福論 ヘルタースケルターにならないための生き方』愛沢えみり

SNS時代の幸福論』は、元歌舞伎町No1.キャバ嬢で今は経営者、インフルエンサーとして活躍している愛沢えみりさんの著書。

私は愛沢さんが雑誌『小悪魔ageha』のモデルとして活躍しているときから大ファンで、同じころに自分もキャバ嬢のアルバイトをしていたこともあって憧れの存在でした。

そのため愛沢さんの著書はすべて読んでいるのですが、その中でもお気に入りの1冊です。

SNSと上手に付き合って自分で自分の人生をコントロールことの大切さとそのためのヒントを教えてくれます。

『SNS時代の幸福論 ヘルタースケルターにならないための生き方』内容

本書では、SNSによって自分を見失ったりSNSに消費されたりすることなく、自分で自分の人生をコントロールする方法が詳しく書かれています。

SNSと美容整形の類似点を絡めて解説しているのが、愛沢さん独自の切り口でおもしろい部分です。

SNSに振り回される人も多いために悪者にされがちですが、SNS自体が悪いツールな訳ではありません。大切なのは、使い方です。

SNSを上手に使って豊かな人生を生きるためのヒントがたくさん詰まっています。

そしてSNSだけでなく、生き方全体を考えさせられる1冊です。

『SNS時代の幸福論 ヘルタースケルターにならないための生き方』心に残ったポイント

今、私たちの生活とSNSは切り離せないものとなっていますよね。

いつの間にかSNSに依存してしまっていたり、逆にSNSを怖いものとして遠ざけていたり…SNSと本当にうまく付き合えている人は実に少ないように思います。

本書を読んだら、自分もSNSと上手に付き合ってより良い人生を生きられる自信がつきます。

SNSによる情報が溢れる世の中で生きづらさを感じている方にぜひ読んでもらいたい本書。特に心に残ったポイントをご紹介します。

SNSの自分と本来の自分に差があると疲れる

愛沢さんは、「本来の姿とSNSで見せている姿にギャップがあると疲れる」と指摘しています。

そう言われて、ドキッとする人は多いのではないでしょうか。

SNSで自分をよく見せて人から褒められたり認められたりした瞬間は気持ちがいいものですが、実際の自分とかけ離れていては結果として自分が苦しむことになるのです。

また、SNSの普及によって作り込まれた世界観を見すぎた私たちは、よく見せようとする加工された世界には魅力を感じなくなってきているというのも愛沢さんの意見です。

SNSでいくらすごい人に見せても、本来の自分の成長が伴っていなければ意味がありません。

自分の成長がそのまま評価されていくことを目指すのが、SNSを有効に活用するためのポイントです。

SNSに他人と幸せを比較することはできない

自分をよく見せようとする投稿に疲れるのもありますが、他人の幸せそうな投稿にモヤっとする瞬間も誰もが経験したことがあるものだと思います。

愛沢さんは「SNSではリアルを知ることはできない」と言及しています。

実際に会って話せば、友だちがそれぞれにいろいろな悩みを抱えていることがわかります。しかし、SNSの投稿だけではそれは伝わってこないのです。

SNSによって他人と比較することができないというのは、頭ではわかっているようで、つい感情を引っ張られてモヤモヤしてしまう部分ですよね。

SNSに対して苦しく感じていた部分を丁寧に解消してくれる内容になっています。

あなたの生きる世界がSNSの中だけになってはいけない

生きる居場所がSNSだけになっている人も珍しくありません。しかし、それではSNSに振り回される原因となります。

SNSではおもしろいことを言ったり過激なことをしたりすれば喜ばれて、みんなが反応してくれますよね。そうやってフォロワーを増やしている人もいます。

ただSNSでフォロワーをたくさん抱えていても、実際には信頼できる友だちがいないという状況に対して、愛沢さんは疑問を投げかけています。

SNSのフォロワーさんは、たしかにあなたがおもしろいことをすれば反応してくれますが、あなたが困ったときに手を差し伸べてくれる人ではありません。

フォロワーの数やいいねの数と、その人自体が愛されているかは別物

それがわかっていないと、勘違いして周りが見えない人間になったり、SNSに振り回される結果になったりするおそれがあります。

『SNS時代の幸福論 ヘルタースケルターにならないための生き方』感想

生き方に関する自己啓発本は、語り口が固かったり押し付けがましく感じられたりして読みにくいものもありますが、やわらかい丁寧な言い回しでとても読みやすくなっています。

わざとらしいくらいポジティブな内容でもなく、悲観的なわけでもない、現実を冷静に見つめて解決策に繋げられている内容が、頭にも心にもすっと入ってきます。
何度も読み返していますが、少し気持ちが弱ったときにも「まだ頑張ろう」と前向きになれる本です。

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